ポン菓子って『パフライス』?
ポン菓子研究家 杉内由香です。
本日はポン菓子の呼び方についてのお話です。
結論からお伝えしますと……今後「いとかるし」は、ポン菓子の事を パフライス です!と声を大にしてお伝えしていこうと考えています。
パフライスとは?
『パフライスって何?』といいますと、
- パフ=膨らんだ
- ライス=米
ということで、『膨らんだお米』いわゆるポン菓子そのもののことです。
一般的な『お米のポン菓子』はどういうもの?
一般的なお米のポン菓子は、生米を180℃ 10気圧で5〜10分加熱・加圧した後、ポン菓子の名前の由来にもなっている、ポン!と音が鳴る減圧工程で膨らませた後、飴蜜をからませた物を言います。
最終段階で飴蜜をからませているので「ポン菓子=砂糖味の甘い米のお菓子」というイメージが強いのではないでしょうか?
『いとかるし』は無糖のポン菓子です!
『いとかるし』の初回製造パッケージには『Kojemiの贅沢無糖ぽんがし』と表示しています。その名の通り、通常のポン菓子で使う飴蜜を使用していない、無糖のポン菓子です。
無糖のお菓子とは言ったものの、『大切な赤ちゃんに離乳食として食べさせるのはちょっと不安……』と感じる親御さんもいらっしゃるかも知れませんね。
「いとかるし」に関しては、一切の味付けを行っておりません。
魚沼産の一等米コシヒカリだけを『ポン!』と膨らませただけ。お米を膨らませて、そのままスナックにした商品です。
加熱加圧した後のポン!により、米内部にある水分が一気に蒸発します。蒸気に押され、お米の内部が網のように広がって膨らみます。お米の水分が抜けて膨らんだ『乾物』というイメージです。
水分が蒸発して膨らんだものなので、栄養成分は生米とほぼ変化がありません。(農林水産省の図書館資料にて研究結果を見つけました)
ポン菓子を『 パフライス』として広めて行きます
ポン菓子から、飴蜜を抜いたので、『無糖ポン菓子』とパッケージに記載したのですが、無糖とぽんがしがくっついていることで、呼び名が長いという不便さを感じていました。
「いとかるし」を食事としても日常的に楽しんでいただけるように、今後はポン菓子という呼び名だけでなく、「パフライス」という呼び名でも皆さまに知っていただけるように活動していく所存です。
本日は以上になります。
ありがとうございました。